<家族のお庭じかんvol.4>
家族でお庭の冬じたく
お庭に一年分の「ありがとう」を込めて
ガーデニングや野菜作り、“お庭キャンプ”……。
お庭での時間をたっぷりと楽しんだ今年。
あらためて、お庭が身近な空間になった気がします。
一年間、私たちを見守ってくれた木々や彩りを添えてくれた植物たちにも
冬を乗り越える準備をしてあげましょう。
「一年間ありがとう、またよろしくね」という気持ちを込めて。
◆草花の手入れ
花期が終わった一年草は撤去します。
その際、子どもたちと一緒に寒さや雪に強い
パンジーやビオラに植え替えるのもよいですね。
土から上部が枯れる宿根草は、根元でカットして茎を新しくします。
寒さに弱いものは、わらでマルチングをしてあげるとよいでしょう。
◆樹木の落葉後は……
樹木の葉っぱが落ちたら、木についた害虫を見つけて駆除するチャンス。
イラガやカイガラムシ、みのむしなどを見つけたら
取り除いてあげましょう。
◆自分でできる冬囲い
樹高の低い常緑樹は、雪の重みで形が崩れるため
2~3ヵ所を束ねて縛るだけでも大きな効果があります。
これを「小しぼり」といいます。
たとえば、倒れやすい形の木や身長よりも高い木は
中心に支柱を一本立てて縛るとしっかりしますよ。
◆球根の植え込み
朝晩の冷え込みが激しくなってきた11月。
「そういえば、秋のはじめに買った球根を植えていなかったね~」。
寒い日が続くと、球根を植えるタイミングを逃したように思いがち。
でも、大丈夫です。
霜が降りるくらいの冷え込みがなければ
球根の植え付けはまだ間に合います。
「これは何色のお花が咲くのかな?」
家族みんなで、春の開花が待ち遠しくなりますね!