<家族のお庭じかんvol.2>
キンモクセイのシロップを作りましょう
香りから季節の移ろいを感じる時
毎年、空気が肌寒く感じるようになる頃。
お庭に出ると、「秋だなぁ~」と感じる香りに出会います。
米どころ新潟ならではの、稲わらを焼く香り。
そして、キンモクセイの甘い香り。
どこからともなく風が運んでくるその香りは
幼い頃の遠い記憶がよみがえってくるような
懐かしさも感じさせてくれます。
キンモクセイのシロップ
<材料> *200mlの保存瓶×3コ程度
・キンモクセイの花びら……100g
・水……600ml
・上白糖……600g
・白ワイン……適量
<作り方>
1.花びらを少量ずつザルに入れてよく洗う。
2.水を張ったボウルに入れて、ごみを浮かせて再度汚れを落とす。
3.きれいになった花びらをよく水切りする。(30分程度)
4.鍋に水と上白糖を入れて、ふつふつするまで加熱する。
5.その後、弱火にして5分程ゆっくりかき混ぜながら花びらを煮る。
6.人肌程度に常温で冷ます。
7.冷ましたシロップを再び火にかけ、ふつふつしたらすぐ火を止める。
8.煮沸消毒した保存瓶に流し込んで、完成!
◆お好みでヨーグルトやホットケーキにかけて楽しみましょう。
◆雑菌の混入防止の為、煮沸直後の瓶に熱いシロップを詰めましょう。
◆花びらを摘む時は、小枝が入らないように気を付けましょう。
穏やかなお天気の日曜日。
お庭にテーブルとイスを出して
家族で楽しむお茶の時間。
目には見えないけれど、
どこかから香ってくるキンモクセイのいい香り。
こんなささやかな「お庭じかん」も
子どもたちにとっては
いつか宝物になることでしょう。